【デュエプレ】個人的なカードの感想【光文明編】
【デュエプレ】個人的なカードの感想【光文明編】
お久しぶりです。

後一週間で2019年が終わるクリスマスイヴの本日、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は最近転職先が決まりようやく転職活動が終わったと同時に、先日リリースされたデュエルマスターズプレイスに嵌っております。

MTGを始める前はデュエマをプレイしており、収録されている大半のカードが私が子供の頃使っていたカードという事もあり、凄い懐かしさを感じながら遊んでいるのですが、「このカード昔思ってたよりも強いですね…」とか、「このカードこんなに使いづらかったですっけ?」とか「離れてる間にこんなカードが出てたんですか…」とか色々とございましたので、個人的な所感と思い出をつらつらと語っていきたいと思います。
今回は光文明のカードに関してです。

■守護聖天ラルバ・ギア
進化した時に相手のブロッカーを全てタップするガーディアンの進化クリーチャー。3マナ5000と打点が素晴らしいのですが、今のプールで良さそうな進化元がラ・ウラ・ギガしか居ないのが悩み所。ソル・ガーラあたりの2マナブロッカーが来てほしいですね…

■暁の守護者ファル・イーガ
5マナ4000のガーディアンで、紙ではCipで墓地の任意の呪文をハンドに加える能力を持っておりました。ただ回収がキーワード能力「探索」によりランダムになりましたので、欲しいカードを取れない事があったりも。
(同じ理由でストーム・クロウラーやバルキリー・ドラゴンの様なカードも紙の時より使いづらくなった印象がございます。)

■雷鳴の守護者ミスト・リエス
殿堂経験もあるアドお化け。デュエプレではまさかのSRに昇格しておりました。
ナーフはされましたが、生き残ればひたすらハンドアドを稼ぎ続けるのは脅威です。ただ環境的にコントロールミラーが多いので、引き過ぎてライブラリーアウトになるのだけは注意。

■青嵐の精霊バルキア
5マナ7000のブロッカー。エンジェルコマンドでアルカディアスに進化できるため子供の頃よく使っていたのですが、今回もボルメテウスやエグゾリウスと相打ちが取れる為またお世話になる事に。火炎流星弾で破壊されないのも魅力的です。

■聖霊王アルカディアス
個人的にデュエマを代表するカードの1枚。何気にパワーが1000下がった為、バロム相手に後出しで倒す事ができなくなりました。
ただそれでも光以外の呪文封殺能力は強力で、大体のクリーチャー相手には殴り勝てる為、現環境では非常に良い立ち位置に居ると感じております。
また、後述する某カードの存在がよりこのカードを使いやすくしている所があるかな…と感じております。

■予言者カティノ
2マナ2000のブロッカーで、エンジェルコマンドが居ると4000に。
昔は軽いエンジェルコマンドが居なかった事もあり、種族的にも2マナブロッカーならサリエスで良いかな…と思っていたのですが、このカードも後述する某カードの影響で「採用しても良いのではないかしら?」と思える様に感じました。

■光輪の精霊 ピカリエ
個人的今回の光文明で1番ヤバいと思ったカード。実はデュエプレをするまで存在を知らなかったのですが、初めて見た時は目を疑いました。
4マナ4000のブロッカーとそこまでは光文明では弱めの部類なのですが、Cipで1枚ドローと言うアド損無し生物。そして何より種族がエンジェルコマンドという。
パワー4000が除去しづらいサイズな所もあり、展開がgdるとこのカードがアルカディアスに進化して殴ってくるという光景がザラに。個人的に現環境を定義してる1枚だと感じております。(2015年のカードという事もあり、やはりスペックの高さを実感致します…)

と、簡単にですが個人的所感を綴らせて頂きました。
いや本当ピカリエさんは強いですわ…

残りの文明に関してはまた時間がある時に綴らせて頂けましたらと思います。
おはこんばんにちは、たれ太です。

先日禁止改定が発表されその感想を記載しようと思ったのですが、最近忙しくて書くのが今のタイミングになってしまいました。

スタンでフェロキドンが返ってきたり、モダンでホガークと物あさりがBANされ石鍛冶が返ってくるなど上環境も相当影響が出ましたが、ヴィンテージも相当な影響が出ました。

・《大いなる創造者、カーン》 制限
・《神秘の炉》 制限
・《精神的つまづき》 制限
・《ゴルガリの墓トロール》 制限
・《Fastbond》 制限解除

まさかここまで変化が入るとは…個人的に今回もノーチェンと思っていただけにこの結果は驚きました。
特に神秘の炉の制限はこんなにも早く制限が来るとは…という印象です。
さて、この制限改定によりヴィンテは以下の様な影響が出るんじゃないかなー…と考えております。

・カーンフォージが死亡
デッキ名になってるキーパーツが両方制限になったので存続は流石に無理でしょうねー…と。
茶単としては前のアグロショップに戻るのではないかと思いますが、カーンフォージ以上に活性の力やダクがきついので、少なくともトップメタからは下がるのではないかなと思っております。

・ドレッジの弱体化
墓トロールと精神的つまづきの制限でピッチドレッジの構築が困難に。
特に墓トロールは貴重なグリーンカウントでもあったので、活性の力を採用するには相当構築を考える必要が出てまいりました。
今後は以前の様にマナを出せる土地を採用したタイプに戻るのではと考えております。

・The Perfect Stormの増加
現環境MUDの数が減っており、今回の禁止改定で精神的つまづきが制限になった事でTPSの立ち位置がかなり良くなったように感じます。
今後はノーダメージだったサバイバルがトップメタに居座りそうという事もあり、サバイバル相手にキルターンが早いのもポイントが高いです。

…こんな感じでしょうか?
個人的にはエルドレインが来るまではサバイバル・墓荒らし・TPSがトップメタに来るのではないかと思っております。
なので今月のヴィンテ神はそこら辺のデッキに対するメタを考えないといけないわけですが、どうしましょうかね…
最近の私の周りのヴィンテ事情
最近の私の周りのヴィンテ事情
最近の私の周りのヴィンテ事情
どうもお久しぶりです。たれ太です。

本日エルドレインの王権に関する情報が出ました。
今回のテーマに凄い惹かれると同時に、赤ずきんローアンさん(明言はされてませんが見た目と持ってる剣からして十中八九そうだと思っております)が素晴らしかったので、早く来てほしいと思っている所存です。

さて、凄い今更ですが最近の私の周りのヴィンテ事情をのんべんだらりと書いていきたいと思います。

灯争大戦が来た時にはナーセットを使うデッキVSカーンを使うデッキの構図になったみたいな事を記載しましたが、モダンホライゾンによってヴィンテ環境はまた大きく変化する事となりました。
特に活性の力の存在がヴィンテージでは予想以上に大きく、これの恩恵を受けたデッキが躍進する形となりました。
以下各デッキの立ち位置の感想を述べていきたいと思います。
(間違っていた事を記載しておりましたら申し訳ございません…)

・MUD
間違いなくモダホラで一番被害を受けたデッキ。
今までは先攻の抵抗の宝球が通れば随分優勢だったのが、1マナあれば活性の力で検査官やマナファクトと一緒に割られる事態が発生する様に。
その上溜め込み屋のアウフで荒廃者やバリスタが機能不全になる為、緑を使うデッキとの相性が悪化。関東ではここ一ヶ月で使用者がかなり減りました。
またアグロ型からカーン軸のスタックス型にする方が増えた印象です。

・逆説
MUDと同じく活性の力とアウフが逆風に。
その為モダホラ後に逆説使いがサバイバルを握り始めるという事案が多発しました。(何で皆さんバザーをすぐに揃えられるんですかね…?)
一方でより速度を求めてTPSに近い形に調整している方も。

・サバイバル
活性の力とアウフの両方を無理なく積める為、一気に使用者が増えました。
ヘイトベアー路線が強化されたのとMUDの初動を弾ける様になったのは非常に大きく感じました。
一方で適者生存と虚ろな者が活性の力で割られる為、緑相手には前以上に蔦とラヴィニアがキーになる事が多いかな?と感じております。

・ドレッジ
否定の力と活性の力で文字通り力を増したデッキ。
活性の力でサイド後の黒力戦や檻を割れる為、墓地対策を置物に頼れなくなりました。
また封じ込める僧侶やイクスリッドの看守に対しては黒群れで対処してくる事が多いので、ドレッジ対策としてタバナクルを入れるデッキが増えました。
尚ドレッジ側も露天鉱床を入れるレシピが出てきたりしてる模様…本当ドレッジへの対策が難しくなりました…

・墓荒らし
サバイバルと同じくアウフと活性の力を採用でき、また死儀礼や不毛がある為サバイバルやドレッジに対しても上手く立ち回れると、恐らく今一番立ち位置が良いデッキと感じております。
また赤を足してレンと六番を入れるタイプも登場。露天(不毛)をぐるぐるする動きが強すぎて、対戦してると髪の毛が減ってる感じがします。

・オース
活性の力でmoxと一緒にオースが割られる様に。
ただ元々オースに頼り切るデッキではないので他の置物を使うデッキに比べるとダメージは少なく、むしろ恩恵を受けている印象です。
またレンと六番を採用した型が増加。小型クリーチャーを焼きつつタイタンを素出し出来るまで土地を供給し、例によって露天を引けばぐるぐるさせてきます。
活性の力のコストになりますし、この2マナPW強すぎませんかね?

・ジェスカイコントロール
活性の力自体は問題ないのですが、それによってサバイバルが増えているのが大問題。またレンの処理がし辛く、大体その処理をしている内に負ける事が多いです(実体験)。

と言った感じです。
ここしばらくはジェスカイコントロールを回していたのですが、サバイバルの存在と何より相手が使うレンが強かった為、私も今後は活性の力とレンを使ったデッキを回そうと思います。
とりあえず28日の東京mtgヴィンテに試作品を持ち込みたいですね…
灯争大戦後のヴィンテージ
灯争大戦後のヴィンテージ
どうもお久しぶりです、たれ太です。

今月の3日、待望の灯争大戦が発売されました。

元々プレビューの時からカードパワーが高いセットと評価されておりましたが、実際全てのフォーマットに大きな影響を与えました。
モダンではMOでアロサウルスがグリセルに進化して1ターン目キルを決めたり、レガシーではウギンや爆発域を得たポストが勢力を増していたり…

そしてヴィンテージもまた、二人のPWによって大きく環境が変わりました。

皆様ご存知の通り「大いなる創造者、カーン」と「覆いを割く者、ナーセット」です。

まずカーンですが、主にMUDで採用されその常在型能力で逆説やミラーに対し大きくロックをかけていきます。
MUDならまだクリーチャーではっ倒せるのですが、逆説だとハーキルで戻らないわ、撤廃でバウンスするのに5マナかかるわで、ヌルロ以上に対処し辛い存在となっております。ついでに+能力でMOXを潰す事でアカデミーから出るマナを減らしてくる辺り、徹底的に逆説を許早苗感を感じます。

また-能力でサイドから状況に応じたカードを持ってこれるため、常在型能力が効かない相手でも仕事ができるのも強みです。
最近はマイコシンスの格子をサイドに入れている事が多い為、エナフラを貼って勝ちを確信したらカーンからのマイコシンスで逆に盤面を吹っ飛ばされる事態が発生するようになりました(後サバイバル相手にメインからサイドのトーモッドやワムコ持ってくるの本当辞めてください、死んでしまいます)。

こんな感じでカーンはかなりの影響を与えたのですが、それ以上にヴィンテに影響を与えたのがナーセットでした。

レオヴォルド宜しく常在型能力がやはり強く、置かれただけでソーサリーのドロソが何の役にも立たなくなり、アンリコや逆説も凄く弱くなります。
レオヴォルドと違って自身がクロックにならない為、ナーセットだけでは勝てないのですが、ほぼ墓荒らし専用カードのレオヴォルドと異なり青ければどんなデッキにも入り、ロータス1枚で出せるのが非常に大きなメリットとなっています。

またダクとの相性も良く、マナベースも赤青2色で済ませることができる為URタッチ1色ならどんなデッキでも組み込めるのも強みです。

-能力のアズカンタに似た能力も当然ながら強く、先代ナーセットと異なり、アドを取れない事がほとんどありません(まあ先代は+能力なので一概に比較はできないですが…)。
2回能力を起動して後はそのまま置いておくだけでも十分ですし、必要に応じて2体目のナーセットを貼り直す選択肢も取れます。

そして3マナと言うPWの中では軽いマナコストも魅力の一つで、相手にラヴィニア出されてもキャストできないという事態は早々ございません。
少なくともトレクルやディグみたいにラヴィニアを出された時点でWillのコストにも出来ずハンドで腐るという事が無いのが良いです。

その為ナーセットはURパイロ、逆説、オースなど青が入る様々なデッキに採用され、先日の晴れる屋大阪店の関西帝王戦では42名参加した中でナーセットが52枚使用されました。
多分ヴィンテでは現在神ジェイス以上に影響を与えているPWといって差し支えないと自分は思っております。

そんな訳でカーンとナーセットの話をしましたが、それにより環境が以下の様に変わりました(といっても灯争大戦から数日しか経っていないのでまた変動する可能性は御座いますが…)。

1.URパイロが新しい妨害手段を得た事によりtier1に。緑をタッチした型も登場。

2.新しい戦力としてカーンを獲得し、ナーセットの常在型能力が刺さらないMUDが増加。

3.逆説はナーセットとカーン両方ともきついものの、自身もナーセットを使える為そこまで数は減少していない印象。ナーセットと相性の良いツイスターやフォーチュン等7ドローを採用した型も以前より増加。

4.MUDの増加により、タルモが使用できる墓荒らしも増加気味。レオヴォルドとナーセットを併用する方も(因みににタルモさんが今一番活躍している環境ってヴィンテな気がするのですが、如何でしょう?)。

5.サバイバル的にはMUDが強くなって数が増加したのがつらたん。ついでに言うとバザー入りの純正はナーセットが刺さる為更につらたん。

という事でしばらくの間はこれらを考慮してデッキを組まなければいけません。
明日東京mtgの大会があるのですが、どんなデッキで行ったものか…実に難しいです。

灯争大戦で気になったカード
灯争大戦で気になったカード
灯争大戦で気になったカード
拝啓

どうも、たれ太です。

先日から灯争大戦のプレビューが始まっておりますが、公開されているカードを見ていて相当強いセットですねーと感じました。
(ラヴニカのギルドもラヴニカの献身もかなりカードパワーが高いセットとは思っているのですが…)

その中でもかなりエターナル環境で試したいなーと言うカードが多かったので、今公開されているカードで自分が気になったカードをリストアップしていきたいと思います。

◎青
■神秘を操る者、ジェイス
マニアック宜しく自分のライブラリーが無くなったら勝ちのPW。DoomsDayの新しい勝ち手段。
マニアックと違ってクリーチャー除去が当たらない事と、単独でもドローソースとして運用できるのが魅力的に感じます。
一方で4マナな為にロータスのみのキャストができないので、そこが意外と響くかな?とも思っております。

◎黒
■ボーラスの城塞
ライフを失う事でライブラリートップの呪文をプレイできる伝説のファクト。
ファクトなので修繕から持ってこれるのが強み。
青黒系のストームで修繕ブラコロを採用しているデッキがありますが、これも選択肢としてアリなのではと思っております。

■リリアナの勝利
概ね悪魔の布告の上位互換の様なカード。
エディクトを採用するデッキはラスアナやヴェリアナを採用している事もあるので下の効果にも期待できるのがGoodです。

◎赤
■戦慄衆の秘儀術師
2/1/3のトランプル持ちで、攻撃する度に墓地から自身のパワー以下のマナコストのインスタントかソーサリー1枚を踏み倒せるゾンビ・ウィザード。
おまけの様に種族にウィザードが入ってるの、本当宜しくないと思います(白目)。
普通に使うと1マナ以下の呪文しかプレイできませんが、冷静に考えてアンリコ・稲妻・ブレスト・思案・定業あたり使い回せるだけで十分強そうです。
強大化を撃つとパワーが7になって墓地の強大化を踏み倒してパワー13トランプルになるのはロマンの一言。

◎緑
■野獣の擁護者、ビビアン
個人的にサバイバルのアド源として試してみたいカード。
森の知恵で良くない?と言われそうですが、森知恵はサイド後サバイバルのついでに壊される事が多いので、PWでかつ3マナという運用できるマナ域には魅力を感じております。
また常在型能力でクリーチャー呪文が瞬速を持つのもナイスです。

◎多色
■ドビンの拒否権
打ち消されない否認。
パイロで消されないというだけで凄い魅力を感じます。
コンボのキーカードをほぼ確実に消せるので、サイドに入れて試したい欲があります。

■時を解す者、テフェリー
恐らく今一番強さを議論されているであろうカード。

3マナと言う軽さなのに、「ザルファーの魔道士、テフェリー」と同じ「対戦相手は呪文はソーサリータイミングでしか撃てない」を持っている不具合。
(PWだから落としやすいとは言え、3マナでこの能力って持たせて良いんですかね…?)
コントロールミラーだとカウンターが全て死ぬのでほぼマスカンになりそうです。
ちなみにサバイバルもルートワラが素出ししかできなくなるので絶妙に困ります。
EDHだとヘイトマッハ間違いなし。

+1能力はソーサリー限定なので上手く使うにはデッキの構成を工夫する必要がありそうですが、構築次第で相手エンド時ショーテルとかも出来る恐怖。

-3能力はクリーチャー・ファクト・エンチャントのバウンス。
クリーチャーだけでなく置物も戻せるのは便利ですが、何故1ドローが付いているんでしょうね?コレガワカラナイ。

個人的には直ぐにでも試してみたい1枚です。

◎無色
■王神の立像
出たら対戦相手の呪文が2マナ重くなる置物。
6マナですが、MUDだと2ターン目位で出せそうなのが怖い所。
とはいえアグロ型のMUDでは枠が無さそうなので、入るとしたらスタックス型かなーと思ってはおります(最近とんと見なくなりましたが…)。
何はともあれ伝説で良かったと思った1枚です(ファイレクシアの変形者を見ながら)。

以上、自分が今興味を持っているカードになります。
今後も魅力的なカードが出てくると思うので、来週も公式からの情報を楽しみつつ、仕事を頑張りたいと思います。

敬具
拝啓

皆様お久しぶりです、たれ太です。

先日のMF京都の競技ヴィンテージにて、バザーレスサバイバルというほんのちょっとだけ変わったデッキでSEに残る事ができました。
で、何でそんなデッキを作ったのかという質問がありましたので、その作製経緯を綴っておこうと思い、久々に日記を更新しました。

ただ、その前にまず謝罪を。
前回のGP静岡(レガシー)の記事で、後編を書くと言っていたのですが、あの後色々とあって書くタイミングを逃してしまいました…大変申し訳ございません。
(一応結果だけ記載すると1日目6-2、2日目4-3の10-5でした。元々使う予定だったグリコンではしょにぽんしそうな当たりだったので、少なくともURデルバーを使ったのは間違っていなかったと思います。)

で、GP静岡が終わった後は何をしていたかと言うと、また以前の様にヴィンテージでデッキを組んで回しておりました。
ただ変わった点としては回すデッキがコントロールからサバイバルになった事です。

元々ツールボックス系のデッキが好きな自分としてはサバイバルに興味があり、タイミング的に冬の賞与が出る事から覚悟を決めてバザーを4枚購入して昨年の年末にバントサバイバルを作成しました。
(その時丁度ラヴィニアの情報が出て、サバイバルならラヴィニアを上手く運用できるのでは?と思ったのも理由の一つです。)

そんなこんなで年明けからは関東のヴィンテージ大会にサバイバルを持ち込んでいったのですが、初めて使った時の感想は「このデッキ、凄い…」でした。

元々ヴィンテでは怪しいデッキを持ち込んでしかいなかったせいで感覚が麻痺ってた所もあるのですが、ホロウと蔦によるブン回りがありつつも粘り強く戦えるデッキであり、サイドから墓地対策を入れられてもドレッジ程致命的にならず、何より今まで苦労していたエルドラージやコントロールに十二分に戦えるのが凄く印象に残りました。
(ちなみに今までの自分のデッキでヴィンテのエルドラージに勝った回数は0です。)

デッキのスペックが高い事もあって今まで負け越し常連だった私がちょこちょこ勝ち越しできるようになり、献身でラヴィニアと拘留代理人が来てからは逆説相手にも強くなって更なる飛躍を…という思いがあったのですが、その思いは即座に砕かれる事となりました。

まず墓地対策に関してですが、元々ヴィンテではドレッジをメインターゲットとして貪欲な罠や黒力戦、墓掘りの檻が採用されていたのですが、代わりに蔦やスクイーをまとめて追放できるサージカルを採用するデッキが見られる様になりました。

更にジェスカイコン相手には摩耗/損耗を増量され、MUD相手はサイドからワムコが投入され、逆説もラヴィニアへの対処手段を入れるようになり…と、どんどんとサバイバルへのガードが固く。

またそれに加え、バントサバイバルを回してる内にデッキの構造的に幾つか気になる点も出てまいりました。具体的には
1.ラヴィニアが青白の為、思っていた以上に出しづらい
2.ホロウに信頼がおけない
3.バザーを複数枚引くと悲しみを背負う
の3つです。

1つ目に関しては土地基盤が緑ベースになるサバイバルで青白のラヴィニアが出しづらいのは至極当たり前の話で(しかも土地の4枚は色マナどころか無色マナも出ないバザー)、Tundraを入れたり裂け岩の扉を入れたりと色々と試してはみたのですが、より事故が増えたという悲しい結果になりました。

2つ目に関してホロウはバザーやサバイバルがあれば実質0マナ4/4の超スペックな生物なのですが、何分アーティファクトを持っている為にサイド後は置物破壊で簡単に割られます。
もっと悲惨なのはダクでパクら拝借される事で、これが原因で赤青系のコントロール相手に負ける事が多々ありました。
既存のサバイバルの構成だと4/4を一方で落とせるクリーチャーが居ないのですよね…

またバザーも強いカードである事は間違いないのですが、ことサバイバルに関しては非常に扱いが難しいカードだと実感致しました。
初手に複数枚あって嬉しいドレッジとは異なり、サバイバルではブン回りするには初手に1枚は欲しいけど、それ以上は往々にしてきて欲しくない事が多いです。
加えて蔦・ルートワラ・スクイー等が居ないと必然的にハンドを減らす事になるので、盤面が停滞すると何も仕事をしない土地になりがちなのも気になりました。

という事で既存のバントサバイバルの構成のネックな点が色々と見えてきた為、色々とオリジナリティを入れてみようと思い立ちました。
とはいえ私が0から組むと9割9分凄惨な結果になるので、とりあえずバザーを生かせる更に生かせるような方向でチューニングをしてみる事にしました。

まずパッと浮かんだのはブリッジヴァインです。
モダンのブリッジヴァイン宜しく恐血鬼や黄泉橋を採用し、更にガルガドンを採用。
バザーで落として嬉しい生物が増えますし、打点が高くオース対策にもなるガルガドンの存在はヴィンテでも脅威です。
これはナイスな案なのではと思い組もうとした所、途中でとある事に気付きました。

「あれ?黄泉橋を入れる位に墓地に依存するならドレッジで良くない…?」

墓地対策をされてもヘイトベア戦略や蔦の素出し等で乗り越えられるのがサバイバルの良い所なのに、墓地でしか働かないカードを増やして墓地対策がクリティカルになるのはせっかくのサバイバルの利点を投げ捨ててる事に。
これならドレッジ回した方が間違いなく強いので、この案は即ボツになりました。

次に浮かんだのはティムールカラーのサバイバルで、「ワムコが辛いならダクで奪えば良いじゃない」と言う雑な発想から生まれたものです。
ダクは+能力が蔦・ホロウ・ルートワラと相性が良く、更に相手のダクで奪われたホロウをこっちのダクで取り返す事も出来ると中々良いカードでした。
またゴブリンのクレーター掘りや鋳塊かじり等、赤の優良なクリーチャーを採用できるのも魅力的でした。

ただ問題としてはダクが緑の絡まない3マナなので出すのに手間がかかる事と、ティムールカラーに完全にフィットするマナクリが存在しない事が気がかりでした。
教主は赤マナを出せず、死儀礼は黒マナの能力を抜きにしても土地の少ないヴィンテではマナの供給が若干不安定。
そうなるとバッパラになるのですが、教主や死儀礼と異なりいざという時にクロックとして寄与しないのが厳しいのではという思いがありました。

爪鳴らしの神秘家が1マナだったらなーと滅茶苦茶な事を思いつつ、この箇所の解決策が浮かばなかった為この案は一度保留にする事にしました。

そして次に考えたのは赤緑サバイバルです。
モダンの赤黒ホロウワンの様に炎刃の達人や炎跡のフェニックスを採用し、よりバザーを強く使えるようにしつつも墓地への依存を比較的抑えた構成に。
特に炎刃が居るとバザーが実質パワーを2~3上げる土地になり、パワー4以上になればフェニックスの獰猛条件も達成。

赤緑と言うカラーの為、ワムコや荒廃鋼相手をどうしようかというのに悩んでいたのですが、破壊的一撃という懐かしのカードをサイドに投入する事で対処する事に。

アンリコも使えませんが、逆にパイロで消されるカードが無いとメリットに捉え、森知恵などを増量する形でアドを稼ぐカードを増やしました。

3月の晴れる屋のヴィンテ神トライアルが終わってから2週間程調整をしており、赤緑サバイバルの調整が終わったのが3月16日。
次の日が東京MTGのヴィンテージの大会だった為、早速持ち込んで…と思ったのですが、ちょっとばかり不安があったので、ディスコードのヴィンテ鯖で対戦をお願いして回して見る事にしました。

その結果気づいたのが…このデッキ驚くほど弱い!

確かに炎刃が居るとバザーが腐らないのですが、逆にバザーやサバイバルが無いと炎刃が弱過ぎるという問題が発生(当たり前)。

後炎跡のフェニックスの赤マナが捻出しづらく、それに加えて早いコンボデッキ相手にはより一層無力なデッキとなってしまいました。
逆説はまだファクト対策すればギリ何とかなる(かもしれない)のですが、TPSやDoomsday、グリセルシュート相手はもう無理ゲーの域です。

冷静に考えてみれば当たり前田のクラッカーなのですが、時既に遅し。
悲しくもこのデッキも没となりました。

そうなると翌日のデッキをどうするかという事に。
選択肢としては残っているのはティムールサバイバルですが、先程も述べたように既存のマナベースだとダクを出すのがきつい…
どうしようかと思いながら日本酒を飲み、しばらく考えた後。

「よし、バザーを抜きましょう。」

元々マナベースがきついのはバザーと言う単独でマナが出ない土地があるから。
ならそこをフェッチや色マナに置き換えればダクは出せるでしょ理論です。

正直バザーの爆発力を失うのはサバイバル的にどうなのという思いがあって今までバザーやホロウの枚数に触れてこなかったのですが、その時は酔ってたせいか「こんなに(マナ基盤が)苦しいのならバザーなど要らぬ!」とサウザーみたいな心境になっており、この様な凶行に走る事になりました。

そうなるとホロウもただの5マナ4/4となってしまう事が多くなる為、サバイバルルートで必要な1枚を残して抜く事に。
マナクリは今回はとりあえず教主を採用し、空いた枠にはMUDとコントロールに効きそうな燃えがら蔦を採用しました。

===デッキリスト===
土地(16)
4《吹きさらしの荒野》
2《樹木茂る山麓》
2《沸騰する小湖》
3《Savannah》
3《Tropical Island》
1《Volcanic Island》
1《森》
1《露天鉱床》
1《不毛の大地》

クリーチャー(24)
4《貴族の教主》
4《日を浴びるルートワラ》
2《漁る軟泥》
3《断片無き工作員》
3《ゴブリンのクレーター掘り》
1《Elvish Spirit Guide》
1《ゴブリンの太守スクイー》
4《復讐蔦》
1《虚ろな者》
1《最後のトロール、スラーン》

呪文(20)
3《ダク・フェイデン》
3《稲妻》
1《森の知恵》
4《適者生存》
2《無のロッド》
2《燃えがら蔦》
1《Black Lotus》
1《Mox Sapphire》
1《Mox Emerald》
1《Mox Ruby》
1《Ancestral Recall》

サイドボード(15)
2《紅蓮破》
2《鋳塊かじり》
2《破壊的一撃》
2《狼狽の嵐》
4《トーモッドの墓所》
3《貪欲な罠》
============

安定性は高くなりましたが代償として爆発力を失ってるので、起きてから見直した時「これ本当に勝てるのかしら…」感が満載だったのですが、それ以上調整する時間も無かったので負け越し覚悟でそのまま突貫しました。

東京MTG ヴィンテージ
1戦目:URデルバー ×〇〇
2戦目:オース 〇×〇
3戦目:願い型ショーテル ○○
4戦目:パラドックスオース 〇××

…あら?思ったより行ける?
もっとボコられると思っていたのですが、3-1と中々良い結果に。
回していてキープ基準もプレイの方向性も前よりも判断しやすくなり、自分の性に合っているなと言うのを実感しました。

そういう訳で自信が出てきた事から、MF京都はバザーレスサバイバルを持ち込む事に。
しかしそこまでは良かったのですが、ここからドンドンアカン方向へと舵を切っていってしまいます。

教主はやっぱり赤マナを出ないのが気がかりなので死儀礼を使う(分かる)

死儀礼を入れるならBayouとJetも入れたい(分かる)

黒が入るならレオヴォルドも入れよう(まだ分かる)

ルーターでかつ絢爛達成したらアドになるリックス・マーディの歓楽者とか強そう(?)


===デッキリスト===
土地(17)
4《吹きさらしの荒野》
4《樹木茂る山麓》
3《Taigah》
3《Tropical Island》
2《Bayou》
1《森》

クリーチャー(23)
4《死儀礼のシャーマン》
3《日を浴びるルートワラ》
1《漁る軟泥》
4《リックス・マーディの歓楽者》
3《ゴブリンのクレーター掘り》
1《Elvish Spirit Guide》
4《復讐蔦》
1《虚ろな者》
2《トレストの死者、レオヴォルド》

呪文(20)
3《ダク・フェイデン》
2《稲妻》
1《森の知恵》
4《適者生存》
4《燃えがら蔦》
1《Black Lotus》
1《Mox Sapphire》
1《Mox Emerald》
1《Mox Ruby》
1《Mox Jet》
1《Ancestral Recall》

サイドボード(15)
4《紅蓮破》
2《無のロッド》
2《無垢への回帰》
4《トーモッドの墓所》
3《貪欲な罠》
============

…気づいたら狂気を感じるリストに。
改めて見るとツッコミ所満載ではあるのですが、正直な話結構いけると思ってました。

そしてMF京都本日。
まずは土曜のヴィンテージ大会に参加。
ここで調子が良ければ明日もそのまま行こうと思っていたのですが…

土曜ヴィンテージ 13時の部
1戦目:bye
2戦目:墓荒らし ××
3戦目:逆説ストーム ××

土曜ヴィンテージ 16時30分の部
1戦目:BGデプス ×〇〇
2戦目:逆説ストーム 〇××
3戦目:死の影 ××

…はい、見事にボロボロでした。もうデッキ相性とかメタとか以前の問題ですね。

ちなみにこのデッキを毎度おなじみやすこう先生に見てもらった&フリプしてもらった所、「既存の(バントサバイバル)よりも速いデッキに対しての対策が無いのと、サバイバルへの依存性が高めなのが気になる。これだとサバイバルが置けなかった時、4cレオの劣化みたいなデッキになっちゃう(意訳)」との事。確かに仰る通りですわ…

後燃えがら蔦は逆説相手に強いと思っていたのですが、これ1枚だけでは足りないというのを実感しました。

さてどうしたものか…可能ならこの紙束4cサバイバルで出たかったのですが、ここまで色々と凄惨ですと構成を変えざるを得ません。

リックス・マーディの代わりに腹心を入れる…?と一瞬だけ思いますが、それやったらそれこそジャンドか墓荒らしで良いじゃないという結論になりそうだったので没に。

ここはもう割り切って普通のバントサバイバルを使う…?と思ったのですが、その際にバザー抜きのバントサバイバルを試していないなとふと。
ダクの様な優秀なルーター要因が浮かばなかったので構築を見送っていたのですが、少なくとも以前よりラヴィニアを安定して出せそうですし、悪くなさそうと思い組んでみる事にしました(尚考え始めたのは当日の朝5時の模様)。

===デッキリスト===
土地(18)
4《吹きさらしの荒野》
4《樹木茂る山麓》
3《Savannah》
3《Tropical Island》
1《森》
1《露天鉱床》
1《不毛の大地》
1《カラカス》

クリーチャー(25)
4《貴族の教主》
2《日を浴びるルートワラ》
1《漁る軟泥》
3《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》
2《クァーサルの群れ魔道士》
1《ガドック・ティーグ》
1《Elvish Spirit Guide》
1《ラムナプの採掘者》
2《秋の騎士》
2《聖遺の騎士》
4《復讐蔦》
1《虚ろな者》
1《刻み角》

呪文(17)
3《精神的つまづき》
2《剣を鍬に》
1《森の知恵》
4《適者生存》
2《石のような静寂》
1《Black Lotus》
1《Mox Sapphire》
1《Mox Emerald》
1《Mox Pearl》
1《Ancestral Recall》

サイドボード(15)
2《精神壊しの罠》
2《悔恨する僧侶》
2《封じ込める僧侶》
2《自然の要求》
2《無垢への回帰》
1《無のロッド》
1《拘留代理人》
3《貪欲な罠》
============

細かい所を煮詰められなかったのですが、少なくとも昨日のデッキよりは間違いなく強そうに感じました。
という事で朝に持ってなかったパーツを買った後、競技ヴィンテージに参加。
以下簡単な対戦レポになります(ただ記憶が怪しい所があるので間違っている箇所があるやもしれません)。

1回戦目:Doomsday(添削さん) ×〇〇
1G:ラヴィニアを出すもダリチュDoomsdayからラヴィニアを越えられるパイルを組まれてマニアックで負け。
2G:思考囲いから刻み角を捨てられ更にソープロがバレるも返しで精神壊しをトップし、Doomsday後にキャストされたアンリコを消して勝ち。
3G:ストーニーで独楽やマナファクトを止めて、ラヴィニアが無事完走。

2回戦目:逆説ストーム ○○
1G:ラヴィニアで速度を落としてからレリカリーで不毛と露天をサーチして土地を割り、そのまま殴り切り
2G:ストーニーと不毛で速度を落として、ラムナプで不毛ぐるぐる耐性を整えて勝ち。

3回戦目:ジェスカイコントロール ×〇〇
1G:1ターン目ダクで手札を整えられて、何とか倒すもその後メンターヤンパイヤンパイと続いて負け。
2G:サバイバルが通ったので、貪欲な罠をケアしつつ蔦を墓地に送ってリアニして勝ち。
3G:檻を置かれるもレリカリーを出してビートダウンして勝ち。

4回戦目;ID
尚IDした方は私が2015年のGP京都の1回戦目で対戦した方でした。
こんな所でお会いするとは予想外でした…

3-0-1でスイスラウンド2位

SE1:逆説ストーム(O-しまさん) ××
1G:1ターン目から逆説を撃たれ手札を増やされ、そこからストーニーをWillで弾かれメンターが着地してそのまま負け。
2G:悲しみのダブマリ、そして置かれる無情のアレク。そのままメンターにシバかれて負け。

という事で結果はSE一没でございました。負けた試合大体メンターに分からされてますね…しかし試合数が少なかったとはいえ、このデッキで大きな大会のSEに残れたのはとても嬉しく思います。特にバザーが無くてもサバイバルは戦えるというのが実感できたのが一番の収穫でした。

勿論今回は4回しか対戦していないので試行回数としては不足しておりますし、MUDやオースと言ったデッキに当たっていないのでそういったデッキとの相性等も考慮しないといけませんが、少なくとも更に強くなれるというポテンシャルを感じました。

という事でしばらくはこのバザーレスサバイバルを調整し、6月のヴィンテ神挑戦者決定戦には完成形を持っていけるように頑張りたいと思います。
(尚9割9分無いとは思いますが、灯争大戦で虚ろな者からアーティファクト成分を抜いたクリーチャーが収録されたらこの限りではございません。)

敬具
GP静岡参加にあたり:レガシーのデッキ選択編
皆様お久しぶりです、たれ太です。

先週の木曜から昨日まで静岡に滞在し、GP静岡のレガシー本選及び日曜のヴィンテージイベントに参加してきました。

それに関して思った頃を徒然なるままに、色々と書いていこうと思います。

■レガシーのデッキに関して
GP静岡のデッキに関してですが、静岡への参加を申し込んだ時はオリジナルデッキでの参加を考えており、もしそのデッキが勝ち越しを狙えない様だったら良い感じのグリコンのレシピをコピーしていこうと考えておりました。そしてGP千葉の時は「青白スピリット」、統率者発売時は「グリクシス百合子」を回し調整していた…のですが、以下の理由により両方ともポシャりました。

・青白スピリット…その当時1番のトップメタだったグリコン相手にめっちゃきつい。特にラスアナが着地するとほぼゲームが終わる。後プレイングが繊細になりがちで難しい。

・グリクシス百合子…通常のグリコンよりアドを稼ぎやすいが、個々のパーツの弱さが目立つ事がある(ハンドに忍者が固まると悲しみがマッハ)。後コンボへの相性がどうしても宜しくなかった。

その後はヴィンテ神が近い事もあって、しばらくはレガシーをやらず、ヴィンテージでパルン=ニヴミゼット入りイゼコンやティムールハイドラを作っては回して楽しむ生活を送っておりました。

そしてヴィンテ神後、GP静岡に向けていい加減レガシーをやらんとアカンですよねという事になりデッキを模索する事にしました。幸か不幸か、オリジナルデッキを作る欲はヴィンテージで解消されていた為、レガシーでコピーデッキを使う事に抵抗はなく、直ぐにグリコンの調整に入りました。

…が、色々なリストを参考に組んで回していたのですが、どうも個人的にしっくりこないという。理由は主に下の2点でした。

1.早いターンに置けるクロックが存在しない。
コントロールなので当たり前ですが、構成上序盤からライフをガシガシ削る事が出来ません。なので盤面を取ってから瞬唱やアンコウで削り切る・もしくはPWの奥義を目指す形になるのですが、コンボ相手にキルターンが遅いというのは非常に気がかりでした。またキルターンが遅い事はゲームの消化に時間がかかるという事であり、このデッキを使うにあたって、プロプレイヤーやコントロールを使い慣れているプレイヤーなら何の問題もありませんが、私の様なドヘタプレイヤーが使った場合引き分け製造機になり得るというのも心配の種でした。

2.ヒムがつよわい。
グリコンのヒムはグリコンというデッキを作るにあたって理由の一つとなるカードですが、個人的にはこのカードが非常につよわく感じました。上手くいけば強い所2枚を持っていけるのですが、ランダムなので逆も然りという、ブレが激しいカードというのが実に大きいです。後やはり黒黒というマナシンボルがどうしても気になっておりました。

そんなこんなでグリコンに思っていたよりの感触を得られず、しばしの間悶々とした時間を送っておりました。また調整している間にAK型の奇跡が現れてグリコンの奇跡への優位性が無くなったりしたのも気がかりでした(まあAK型の奇跡は最近はそこまで見なくなりましたが…)。

そして致命的になったのがGP静岡前のレガシー神挑戦者決定戦。優勝はBGデプスでしたが、トップ16までには赤単プリズンやエルドラージといったチャリスや月を使うデッキ、早いクロックを持ちグリコンが触れない置物である苦花を有するグリデル、そして熟練者の使う奇跡と並んでいました。これを見て「アレ?これグリコン使うのめっちゃ辛いのでは?」と思いました。

こうなるとグリコンから他のデッキにシフトしようかという考えが当然出てきます。手っ取り早いのはグリデルにシフトする事で、これでグリコンで悩んでいたクロックの件とヒムの件は解消できます。また苦花を採用する事で奇跡やグリコン等のコントロールに強くなる事が出来ます。問題はマナベースの厳しさで、血染めの月対策に1枚島を入れてるタイプもありますが、それでも赤単プリズンが多いと踏んだこの環境では使用するのに中々勇気が要ります。

さて、どうしたものかな…と思ってると、レガシー神のトップ16のデッキの中に変わったデッキが入賞しておりました。

http://www.hareruyamtg.com/jp/k/k216711/

…ニヴメイガスの精霊入りURデルバー?
流石にレシピを見た時は目を疑いました。いや、ストームで複製したコピーをニヴメイガスで食べるという発想は勿論知ってましたが、あくまでネタの範疇でガチで結果を出すと思ってなかったからです。
そしてこのデッキ、使用者が『東方永劫譚』のななかけるゼロ氏という事を知り、ちょっとした興味心からデッキの経緯を調べてみる事にしました。

ツイッターで調べると【URゴミ】とか【URトラッシュ】とか散々な呼ばれ方をされておりましたが、中々に良い結果を出している事を知りました。そもそも冷静に考えてみると今のメタの立ち位置的に、デルバーの中でもURデルバーは良いポジションにいる気がしました。デルバーの常としてチャリ1こそきついですが、赤いカードが多いので血染めの月に抵抗があり、1ターン目に島からデルバーという動きをしてもマナベース的に辛くないというのが非常に気に入りました。

ニヴメイガスに関しては懐疑的でしたが、確かに先置き出来ればチャリ1を置かれても腐ったカードを活用できる事、また赤青なので月を貼られても出せるし、いざという時はWillのコストにもなるというのは良いと感じました。後メインフラスター4は極端に見えますが、コンボ相手とコントロール相手には悪くないですし、腐る相手にはニヴメイガスに食わせれば良いと考えるとアリな気がします。

とはいえグリデルはともかく、URデルバーは数年前に一度使った事があるだけ。今からURデルバーにデッキを変えるのはリスクを伴います。そこで毎度恒例の優柔不断スキルが発動してしまい、グリコンかURにするか結論を出せずにGP静岡一日目を迎えてしまいました。

とりあえず出来ていたグリコンのデッキとURのパーツを持ってバスに乗って会場へ向かい、アルマスシールドの受付をした後、ぶらぶらしながら「明日のデッキをどうしようかなー…」と悩んでると、偶然やすこーさん(私のフォロワーさんでありデッキ構築の師匠的存在。めっちゃプレイが上手く、特にデルバーを使うのが得意。2年前のGP千葉で4cデルバーを使った時もデッキ構成に関して有益なアドバイスを下さりました。)と遭遇。そこで「グリコンって立ち位置的にアリだと思いますか?」と聞いた所、返答は「難しいと思うよ。」との事。その後理由を説明して下さったのですが、その理由は私が上で上述したものと概ね同じものでした。

その説明を一通り聞き、自分の考えが間違っていなかったと感じた私はそこでURニヴメイガスを組むことを決意。やすこーさんと別れた後グリコンのパーツを全て買取に出し、その資金+αでURニヴメイガスの足りないパーツ(とBazaar of Baghdad)を購入。その後ネカフェに行ってデッキ制作を始めました。
内容に関してはななかけるゼロ氏が使っていたレシピをベースに、自分好みのテイストを加え、以下の様なレシピを作成しました。

====================
使用デッキ:URニヴメイガス(たれ太改悪版)

クリーチャー 14
秘密を掘り下げるもの 4
ニヴメイガスの精霊 4
渋面の溶岩使い 2
瞬唱の魔道士 2
真の名の宿敵 2

ソーサリー 4
思案 4

インスタント 24
渦まく知識 4
意志の力 4
目くらまし 4
狼狽の嵐 4
稲妻 4
火+氷 1
削剥  1
残響する真実 1
危険因子 1

土地 18
Volcanic Island 3
島 2
山 1
汚染された三角州 3
沸騰する小湖 4
血染めのぬかるみ 1
不毛の大地 4(本選当日におみさんからレンタル)

サイドボード 15
紅蓮破 2
ゴブリンのクレーター掘り 2
発展の代価 2
冬の宝珠 2
イゼットの静電術師 1
フェアリーの忌み者 2
水流破 1
真髄の針 1
罠の橋 2
====================

デッキを組んだ後、果たしてこれが吉と出るのか凶と出るのか…
と思いながらネカフェで軽く寝て、朝本選へと向かいました。

大会内容についてはまた今度記載したいと思います。
死儀礼さんとギタ調を偲ぶ本日
死儀礼さんとギタ調を偲ぶ本日
皆様お久しぶりです。

夜遅くまで仕事して帰ってきて、酒を飲んで酔っ払いになって禁止改定を待っていたら、思っていた以上の結果が飛び込んできました。

今回の改定でレガシーで死儀礼とギタ調が禁止に。

レガシーの死儀礼は若干ブレストやwillに近い立ち位置になっている印象があり、前回禁止されなかった事で今後も禁止されないんじゃないか…という思いがありましたが、とうとう禁止となりました。
使いもし、使われもしましたが、本当に強いカードでした。やはりアンシーから出てくる1マナPWは伊達ではありませんでした…

ギタ調の禁止は意外だったのですが、確かに死儀礼を禁止した後の環境を考えると妥当なのやもしれません。モダン禁止ヴィンテ制限でよくここまでセーフだったなーと言われるとその通りではありますし。

今後のレガシーですが、この2枚の禁止でかなり環境が変わるのは間違いないでしょうねーと。環境メタだったグリデルと4cレオの弱体化は避けられませんし、コンボもギタ調の禁止で少なからず影響を受けますし…個人的には奇跡やカナスレがまた復権すると考えているのですが、果たしてどうなるか…少なくともGP静岡のデッキも、かなり考え直さないといけませんねー…

今年の振り返り

2017年12月31日 日常
今年の振り返り
時間が経つのは早い物で、今年ももう大晦日。
という事で簡単に今年一年を振り返ろうと思います。

・環境に関して
昨年転職をし、その結果今年の一月から東京住みとなりました。
初めての東京での生活でしたが、やはり生活や移動が楽だなーと実感しました。
気軽に秋葉原や国際展示場駅に行けるのは本当に素晴らしいです。
後転職先が初めての界隈なので途中でドロップしないか不安しかなかったのですが、何とか1年間生き残れました。良くも悪くも残業が多いので、来年はそこの所を何とかしたい所です。

・MTGに関して
今年頭では東京に越したこともあり、ちょっと競技プレイヤーになってみようと積極的にPPTQ等に参加しておりました…が、仕事が忙しくなってきて体力を確保できなくなったので断念。
代わりに10月にヴィンテージに引き釣り込まれましたを始めました。やはりパワー9が高い壁に感じていたのですが、三か月でロータス含む5枚を手に入れられたので、人間覚悟があれば何とかなるものと実感しました。
来年は残りのMoxenを揃えて、その後MOヴィンテに本格的に参入したいと思います。

・動画に関して
今年一番の反省点。仕事が忙しかったのもありますが、それを含めても投稿できていないのですよね…実に申し訳ございません。出したいキャラや使いたいデッキのネタは沢山溜まっているのですけどね…
来年は少ない時間で如何に効率よく動画を作るか、そこを改めて考える必要がありそうです。
また可能なら今投稿している東方mtgだけでなく、他の動画を作ってみたいなーと思ったり。ただそんな時間あるかしら…?

という事で簡単な今年の振り返りでした。
最近身に染みて体が弱くなっているなーと思っているので、来年は体調に気を使いつつ、上の課題をクリアできればいいなーと思っております。

それでは皆様、良いお年を…

ヴィンテ、始めました。
ヴィンテ、始めました。
お久しぶりです、たれ太です。
皆様如何お過ごしでしょうか。自分は今年に入ってからリアルの方が忙しくなってきて、こっちを更新するのも稀になってしまいました。(前回の更新が1月って大概ですね…)

さて、それで表題についてですが、MTGを始めてから6年目にしてヴィンテージを始める事に致しました。(twitterの方では一応金曜に呟いてはいましたが…)

何故始めようとしたのかですが、先日のGP静岡でニッセンレガシーで使うデッキが全く浮かばずどうしようかと悩んでいた所、くららさん某氏が青単ベルチャー使うから普段使ってるMUDを貸してくれるという事で、つい惹かれてヴィンテ選手権に参加したのがきっかけでした。
で、実際デッキを借りて対戦してみたら予想以上に面白くて…バンバンファクト叩きつけたり、バザーから大量に発掘されて死んだり、1t目で神ジェイス出されたり…で、GP静岡が終わってからもその経験が忘れられず、ヴィンテージを始める事に決めました。

まだパーツを集めている状態で、パワー9もアンリコとウォークしかない状態ですが、少しずつ必要な物を集めてヴィンテ選手権やヴィンテ神挑戦者決定戦に行ければなーとは思っております。とりあえず次はサファイアを手に入れたいですね…



皆様お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか?
自分は年末から今にかけてリアルの方でごたごたしておりました。
(転職で愛知から東京に引っ越したり、引越し先で手続きしたり、職場の研修を受けたり…)

そんな訳で今年の頭から少しの間は大会に行くどころかmtgをかまえなかったのですが、最近になってようやく時間が取れてきたので、またちょくちょくと土曜に大会に参加するようになりました。

で、今まではレガシーを主にやってきた訳ですが、もっとmtgのカード知識やプレイングの視野を広げたい事、そして今年はちょっと競技志向になってみようかなと思い、数年振りにスタンに復帰しました。今は金属製の巨像やティムールエネルギー、黒緑アグロなどを作ってどんな感じかを確かめてる最中です。

とりあえず概ねの環境は分かってきたのでしばらくは週末にPPTQに参加しつつ、3月のGP静岡で良い成績を出せるようスタンを楽しんでいきたいと思います。またそれと並行して最低でも月1のペースで動画を出せれば…と思っております。(去年は1回も投稿できなかった月が2回もあるので…)忙しくなりそうですが、頑張りまっしょい。




「紅魔館の住人達がmtg」のスリーブ&プレイマット、第2弾出ます。
「紅魔館の住人達がmtg」のスリーブ&プレイマット、第2弾出ます。
皆様こんばんは、たれ太です。
今回はちょっとした宣伝をしたいと思います。

私はニコニコの方で「紅魔館の住人達がmtg」というタイトルの東方mtg動画を投稿しており、前回の例大祭ではサークル「Omni-Tell」様より例大祭に私の動画「紅魔館の住人達がmtg」をモチーフにしたスリーブが販売されました。

そして今回の冬コミ1日目、東モ18a サークル「Youjo定食」様より、再び「紅魔館の住人達がmtg」をモチーフにしたスリーブ、そしてプレイマットが委託販売される事が決まりました。キャラクターは安定の酔っパチェさんとなっております。イラストに関しては今回も普透明度さんが書いて下さりました。この場をお借りして深くお礼申しあげます。(tcg要素は完全に無くなっておりますが、まあ見る人が見たらわかるという事で…w)

もし興味のある方が居られましたら、東モ18a サークル「Youjo定食」様の所にて一目見て頂けると嬉しい限りです。私も頑張って買いに行かないとですねー…

皆様こんばんは。
今日はGP千葉での大会と思い出についてつらつらと書いていこうと思います。

今回は今年一番の大イベントという事で、金曜から休みを取り、木曜の夜から新幹線→京葉線で千葉に海浜幕張に向かいました。
ホテルは取っていなかったのですが、「まあ千葉ならネカフェあるでしょ!」というノープランの元、無事ネカフェを見つけて睡眠を取る事ができました。

そして金曜9時頃にネカフェを出て会場に。
とりあえずラストチャンスパールの申し込みをした後、店を回って10時半の晴れる屋朝市で足りない2本目の十手を購入しました。

その後のラストチャンストライアルでは2bye取れれば良いなーと思いつつ4cデルバーの最終調整を。思い出としてパールで1戦目に対戦した食物連鎖の方が、大分のご出身らしく、宇佐市の観光シールとばんそうこうを頂いたのが印象に残っております。後エメラルドではチームえぬきるのKASHIさんと当たるというまさかの事案も…

そんな感じでラストチャンストライアルを終えた後、金曜に既に来ていたくららさんやしげるさんといった四日市レガシーのメンバーで焼き肉屋に。
とても美味しい店だったのですが、ここで7k吹っ飛ばすという予想外の結果に。
これは明日頑張らないと、ただ千葉で良い焼き肉食いに来ただけになってしまう…と思いつつ、酔っ払い状態でホテルに向かって寝ました。(尚帰ったのは24時過ぎ。)

そして翌日のGP本選一日目、7時に起きて四日市レガシーのメンバーと一緒に会場に向かうとペアリングの通りの席に着き、byeないけど初日突破したいなー…と思いながら対戦相手の方を待っておりました。

…と思っていたのですが、1戦目開始の時刻になっても対戦相手の方がお見えにならない。左の席の方も同じ状態で、そこから10分経過して不戦勝になるというまさかの事案が発生。その後ツイッターのTLで見ていたのですが、私以外にも結構不戦勝を頂いた方がいらっしゃった様です。

まさかこんな事はと思いつつも、図らずも実質1byeを手にしてしまったという。
とはいえ後1勝勝たないと結局2bye勢に並ばない事は変わらないですし、ここから頑張ろう!という気持ちで初日に取り組みました。
以下、初日の対戦内容になります。

2戦目:オムニスニーク ×○○
1g:稲妻と衰微の除去ハンドキープしたらコンボだったでござる。
2g:カウンターとハンデスで相手の行動を抑えつつデルバーで殴り切り勝ち。
3g:上記と同じく。ただ後1ターン足りなかったら負けてました。途中相手の方の土地が詰まっていたのが救いでした。

3戦目:ドリームホール型オムニテル ×○○
1g:稲妻と衰微の除去ハンドキープしたら(ry
2g:相手の行動を適宜カウンターして勝ち。
3g:デルバーで殴り勝ち。ただ1ターン遅ければ願い→墳墓からマナ出してコジリタが決まっていたのでホントギリギリでした。

4戦目:黒単POXリアニ ○×○
1g:相手の方が事故を起こされて勝ち。(後で聞いたらハンドにリアニメイトが4枚来たそうです。)
2g:1g目で純正黒単だと思ってサージカルを入れなかったらこちらのクリーチャーを除去された後にグリセル釣られて負け。
3g:死儀礼、デルバーを早いターンで送り込み、相手の方の納墓やヴェリアナを対処して勝ち。

5戦目:マーフォーク ×○×
1g:大量のロードとチャリス1を対処できず無事死亡。
2g:バイアルからネメシスを出されるも、罠橋で攻撃制限してその間にデルバーで殴って勝ち。
3g:初手バイアルをWillしたら次のターン非情のチャリス1。デルバーは場に居ましたがロードがガンガン追加されて負けー。ここはバイアルは我慢すべきでした。(反省)

6戦目:グリクシスデルバー ×○×
1g:順当にクリーチャーを並べられて負けー。
2g:ネメシス十手が決まり勝ち。フェア相手には本当強いです。
3g:消耗戦の末ネメシスとアンコウが場に並び停滞するも、死儀礼2体追加されて負けー。ただ途中のプレイ次第ではなんとかなったかもしれなかったので、もっと考えるべきだなーと思いました。

7戦目:エルドラージ ○○
1g:デルバーとミミックによる殴り合いでゲームスタート。洞窟経由からリシェイパー・スマッシャーが出るも、こちらもアンコウが間に合いなんとか後1ターン圏内までライフを削る。返しに出てきたファイレクシアの変形者をWillして勝ち。
2g:こちら1ターン目にデルバーを置くスタートをするも、そこから長い間デルバーが変身しない事案発生。ただ相手の方も事故っており、チャリスやアメとげは出るもクリーチャーはミミック1体のみ。その間に瞬唱を戦線に追加して、何とか殴り切って勝ちました。

8戦目:感染 ×○○
1g:除去が足りず、無事完成されてしまい負けー。
2g:相手の方のクリーチャーが多く、しばらくの間防戦でしたが、何とか全て捌いて勝ち。
3g:こちらの針が墨蛾、相手の方の針が死儀礼を指定する立ち上がり。正直死儀礼の効果が止まるのはきつかったですが、代わりに十手を死儀礼に装備させてビート開始。死儀礼は凶暴化で自壊させられるものの、思案でアンコウが見つかり、アンコウキャスト→十手装備で勝ち。

ここで6勝したので初日突破が確定。
初めての初日突破だったので、この結果をとても嬉しく思いつつ、またお恥ずかしながら若干燃え尽きておりました。その結果

9戦目:BUGカスケード ××
1g:ビジョンでハンド増えて、もっもーが大量に出て負け。
2g:土地事故からのもっもーさん連打(白目

ええ、もう何か凄い息を吐くように9戦目負けましたw
相手の方が強かったのもありますが、一番順当に負けた試合だと思います。

そんなこんなで初日は6-3で終了。
同じく初日突破した四日市レガシー勢のTXさん(BUGデルバー、初日7-2)、のるみさん(BUGカスケード、初日7-2)と一緒にホテルに戻り、明日に備えて睡み…んせずに酒クズをやってました。(特に私。)

そして2日目。
もう3敗してるのでどう頑張ってもトップ8は無理だなーと思っていたので、2日目はどんなデッキと戦えるのか、どんな方と戦えるのかを一番に、そして出来れば勝ち越し出来れば良いなーと思いつつ卓に座りました。

10戦目:Tin fins ○×○
1g:ダブマリするも、相手の方のミスもありデルバーが殴り切って勝ち。
2g:囲い死儀礼ハンドをキープしたら1t目に出てくるグリセルブランド。やはり先攻のTin fins相手にWillもサージカルもないハンドをキープしてはいけませんね…
3g:墓地対策もカウンターもクロックもある文句なしのハンドで勝ち。

11戦目:エルドラージ ○○
1g:確かクロックが間に合って勝った記憶が・・・(非常に曖昧
2g:罠橋キープをするも、予見者で抜かれる悲しみ。四肢切断で予見者を排除した後、死儀礼に十手を持たせて攻撃。しかし返しに忘却蒔きが登場して十手を装備した死儀礼と地上が停滞する事に。その間に死儀礼でライフを回復しつつ、瞬唱を引いたので殴り合いをする事を決意。忘却蒔きの攻撃でライフが2まで減るものの、エンド瞬唱から瞬唱に十手装備で殴って8点+死儀礼2点で10点ライフを削って勝ち。

12戦目:マナレスドレッジ ○○
1g:こちらの先攻で始まったのですが、その際に別館の大長が公開。これを見て最初赤黒リアニと勘違いしてしまったのですが、その後のナチュラルディスカードで発掘持ちを捨てられてマナレスドレッジと気付く。ただその後発掘持ちも橋もナルコも落ちず、死儀礼とネメシスが着地して勝ち。
2g:1ターン目死儀礼からの好スタート。その後ネメシスと罠橋を置き、引き籠りながら発掘持ちをひたすら追放し続けて勝ち。やっぱ死儀礼って偉大ですわ…

13戦目:青白エルドラージ ×○○
1g:悪くないハンドをキープするも、驚異の3連予見者。ネメシスもアンコウも抜かれて順当に死亡。
2g:ネメシス十手で勝ち。
3g:デルバーを変身させ罠橋を張るも、そこに現れる希望を溺れさせるもの。「末裔トークン罠橋すり抜けてきますやん!」と思いつつもブロッカー用のデルバーや瞬唱を出して耐え凌ぎ。ただ相手の方のウギンの目の起動タイミングに救われて、そこから攻め手を見いだせて勝つ事ができました。

14戦目:エンチャントレス ○×○
1g:初手白力線からの1t目アーバー、2t目サバンナからのミリーの悪知恵からエンチャントレスと気付く。死儀礼からネメシスへと繋いで即勝負をつけようとするも、謙虚を置かれて1/1に。ただ攻撃を阻害するエンチャントは置かれなかったので、瞬唱や追加の死儀礼を出して1/1ビートを開始。途中動員令を置かれましたが、相手の兵士トークンを除去して無理やり攻撃を通して勝ち。
2g:相手の方が出した抑制の場がぶっ刺さり。それでまごまごしてる間にアルゴスの女魔術師が3体出てカードガンガン引かれてぼっこぼこにされました。
3g:再び抑制の場を出されるも、今回は早めにネメシスが着地。そして相手の方の土地が詰まったらしく、2マナ払いつつ不毛でランデス。そのまま殴り切って勝ち。

15戦目:ANT ○×○
1g:囲いでワーレンを落としてからのスタート。その後死儀礼を出してライフを削りつつ、インチューをカウンターして勝ち。
2g:多分この大会一番のやってしまった試合。ぬるキープをした上にランドセット忘れてピアス撃てなくてワーレン通るという…これはもう我ながら擁護のしようがないです。猛反省です。
3g:2g目と打って変わってかなり良いハンドで、相手の方のハンドを攻めつつ死儀礼で追放していく立ち上がり。ただここでも相手のセラピーをWillするという良く分からんミスを。もう少し落ち着いて戦わないといけませんね・・・

と色々ありましたが、2日目はまさかの全勝。
結果として12勝3敗で53位、賞金250$とプロポイント3点獲得する事ができました。

正直ここまでの結果が出せるとは思わず、我ながら本当に驚いております。
実際結果が出てから少しの間、実感がなくぼーっとしておりました。
欲深にももう一勝できれば…!と思ってしまったのも事実ですが、去年のGP京都が3-5-1という散々たる結果という事を踏まえれば、素晴らしい躍進だと思っております。

そして何より、12勝の報告をした時に、チームのメンバーやツイッターの多くのフォロワーさんが祝福してくれたのが何より嬉しかったです。多分それが、今回のイベントで得られた一番の幸せだと思っております。

その後はメンバーと一緒に会場を発ち、新幹線に乗って名古屋へ。
そのまま家で倒れるように寝ました。

こんな感じで私のGP千葉は終わりました。
GPTや調整会での出来事、本選を含めて素晴らしい経験でした。

今後ですが、リアルの方のmtgは少し休憩しつつ、動画制作の方に注力していきたいと思います。ただBMOやニッセンレガシーといったイベントには今年以上に参加して、そして結果を出して行ければなと思います。

それでは長文かつ拙文失礼いたしました。
皆様おはようございます。
GP千葉から一日。寝て体力が回復したのでGP千葉についてつらつらと書いていきたいと思います。

さて、まずはデッキ選択についてなのですが、これが11月まで定まらず、相当に苦労しておりました。
一応前のGP京都のニッセンレガシーではメインメンター型の奇跡で6-2したのでそれを使う選択肢はあったのですが、GP千葉はエルドラージが多そうだなという事、後できる限りオリジナルデッキで出たいという思いがあったので、奇跡は最後の選択肢としてGPT期間中は色々なデッキを作っては試してました。

○以下、GPT中に作ったはちゃめちゃデッキ一覧(順不同)

====================
・カウンタートップレオヴォルド
昔のCTGに環境で強そうなレオヴォルドを入れてみたデッキ。相手の相殺は衰微で壊しつつ、こっちは相殺独楽と豊富な1~3マナ域でカウンター出来る!
→と思ったら、アド差で純正のBUGカスケードに勝てない案件。後奇跡の天使に対抗できるのがWillしかなく没に。

・ダークジェスカイ
殺戮遊戯が奇跡とオムニテルに対して、灰からの再興がエルドラージに対してのソリューションと感じて制作したデッキ。白と青で除去やヘイトベアー、カウンターを搭載してコンボへ多角的な攻めが可能!
→やっぱ4cは色事故が起きやすく、デルバーやデスタクにマナ攻められたら即死亡。後フィニッシャーに冒涜の悪魔を選択したのですが、流石にすぐ仕事をしない4マナフィニッシャーは駄目だったよ…(ちなみに他の選択肢はマスティコアや深淵の迫害者、エーテル宣誓会の審判者等。何故これらを入れようとした、私。)

・奇跡亜種(エスパー奇跡・ナヒリ奇跡など)
赤を黒にして名誉回復やハンデスを足したり、ナヒリシュートを足して触手成分を増やしたり…面白かったですが、結局純正奇跡の方が強いという結論になりました。

・4cパイロ。
GPT行脚最後に作ったデッキ。
グリクシスデルバーからデルバーが居らず、代わりに土地多め、神ジェイスなどを入れてコントロール寄りにしたパイロマンサーデッキ。
→今までで一番可能性は感じたのですが、凄い中途半端感があった。意外と4マナまで伸びず、神ジェイスやサイドの殺戮遊戯がキャストできない事が多々。

(…他にも構想だけでポシャったデッキは多々。)

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いやはや、改めて書いてみると酷いですね…
という事で最後のGPTが終わるまでに良いオリジナルデッキは作れず、GP千葉にオリジナルデッキを持つ込む事は断念しました。このまま直前まで独自路線に走っても、かつてのまつがんさんの青白GAPPOの様なトンデモデッキを作って爆死する事は明らかでしたし…

それじゃあ最終手段で奇跡を選ぶの?という話なのですが、ここに来て1つ既存のアーキタイプで試したいデッキがありました。それがデルバーでした。
最後のGPTでの試合にグリクシスデルバーに2回負けたのですが、どちらともかなり強く、デルバーをちょっと試してみようかなーという些細な思い立ちがきっかけでした。

とりあえずUR・カナスレ・グリデル等のレシピを一通り見ましたが、URは早くて短期で相手を倒せますがカウンターしかなくコンボ相手に不安を感じた事、カナスレはデッキの構成上エルドラージに明らかに不利が付く事から今回はお見送り。グリクシスデルバーはヤンパイギタ調セラピーのシナジーが素晴らしかったのですが、やはり後半にトップしてしまうと単独では弱いという点が気になってしまいました。(そもそもテンポデッキなのですからグダッた時点で負けというのはありますが…)

ただ色々なレシピを見ている内に、個人的にしっくりくるデルバーのレシピを見つけました。それがBUGタッチ赤型の4cデルバーでした。
ヤンパイの代わりに瞬唱やタルモ、ネメシスが入っており後半にトップしても強く、衰微が無理なく入るので相殺やリリアナ、先置きされたチャリスにも強い…このレシピが私には凄い魅力的に感じました。

という事で早速デッキを作り、直前の四日市レガシー&チームえぬきるの合同練習会に持っていった所なかなかの好感触。またそこでデルバー使いの先達であるやすこーさんやyasuさんから御意見を頂き、不要だった部分をブラッシュアップしました。

そして金曜のラストチャンストライアルに持ち込んで最終調整。試合自体は3没でしたが、かなり戦えたのでそのまま本選で使おうと決意しました。
以下レシピになります。

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デッキ:4cデルバー

クリーチャー 14
秘密を掘り下げるもの 4
死儀礼のシャーマン 4
瞬唱の魔道士 2
真の名の宿敵 2
グルマグのアンコウ 2

ソーサリー 6
思考囲い 2
思案 4

インスタント 21
渦まく知識 4
意志の力 4
目くらまし 4
呪文貫き 2
稲妻 3
突然の衰微 3
四肢切断 1

土地 19
Underground Sea 3
Tropical Island 2
Volcanic Island 2
汚染された三角州 3
沸騰する小湖 3
溢れかえる岸辺 2
不毛の大地 4

サイドボード 15
ヴェンディリオン三人衆 1
狼狽の嵐 1
紅蓮破 2
硫黄の精霊 1
コラガンの命令 1
外科的摘出 3
真髄の針 1
無のロッド 1
梅澤の十手 2
罠の橋 2
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大会内容についてはまた今度記載したいと思います。
皆様こんばんは。
金曜から今日にかけてGP千葉に参加し、ただいま戻ってまいりました。
現状かなり「燃え尽きたよ、真っ白にな…」感がございますので、詳しい事は後日書くとして、今回は戦績だけ記載しておきます。

GP千葉本選 一日目
1戦目:相手の方が来ず不戦勝。
2戦目:オムニスニーク ×○○
3戦目:オムニテル ×○○
4戦目:黒単poxリアニ ○×○
5戦目:マーフォーク ×○×
6戦目:グリクシスデルバー ×○×
7戦目:エルドラージ ○○
8戦目:感染 ×○○
9戦目:BUGカスケード ××
6-3、初日突破

GP千葉本選 二日目
10戦目:tinfins ○×○
11戦目:エルドラージ ○○
12戦目:マナレスドレッジ ○○
13戦目:青白エルドラージ ×○○
14戦目:エンチャントレス ○×○
15戦目:ANT ○×○
6-0

2日間合計成績 
12勝3敗 53位 
皆様お久しぶりです。
最近リアルが忙しく、思ったよりハードな生活を送っておりました。
おかげで今週の火曜まで結構切羽詰まったスケジュールに…まあ大体は無事済んだので結果オーライです。

さて、明日からはGP千葉が始まりますね。
一レガシープレイヤーのはしくれとして、私も参加したいと思っております。
できれば二日目進出、最低でも去年のGP京都の時よりも良い成績を出せればな・・・と思っております。(ちなみにGP京都の戦績は3-5-1でした。)

デッキですが、当初はオリジナルのデッキを…と思い様々なデッキを作ってGPTやFNMに持ち込んでみたのですが、あまりにも悲しみを背負ったので、泣く泣く断念いたしました。
王道はやはり王道足る理由があるのですよね・・・という事で個人的にしっくりきてるデッキを持参して参加する所存です。

明日からの3日間、どの様な結果であれ悔いがない様に過ごしたいと思います。
それでは行ってまいります。
いやはや、一ファンとして本当に喜ばしい限りです。
初日からプロツアーを見ておりましたが、実に素晴らしかったですね。
特にCarlos Romao選手との決勝戦は色々と凄かったです。
ドビンの奥義が決まったのにそのままLOさせて勝てるとは…恐ろしいです。
インタビューで「ドビンバーンの奥義は負けに直結しないからどうでも良い」と言う旨のコメントをされてましたが、アレは八十岡プロだから言える台詞ですよねぇ…普通は無理ですわー…

何にせよ八十岡選手、PT優勝おめでとうございます!

百戦殆うからずとはいう物でして。

何が言いたいかと言いますと、最近ずっと新デッキの作製をしては大会に持ち込んでたのですが、あまりにも戦績が芳しくなくてですね…

特に奇跡相手の戦績が酷かったので、ここはデッキの動き方を知る為に…ということで自分も奇跡を組んでみました。

で、昨日フリープレイ&大会で散々回したのですが、結論としてやはり強い(丸いといった方が正しいのかしら?)というのを実感しました。
奇跡呪文のせいでマナ域が偏っているので独楽が無いと引きムラがあるとはいえ、やはりある程度不利な状況でも奇跡次第で逆転に持って来れるのは強いですね。(終末然り天使への願い然り)後相殺独楽が純粋に便利でした。使われた方はたまったもんじゃないですが…

とりあえず当面は奇跡を使って、動き方を一通り学んでからそれを糧に新デッキを作ってみようかなー、と。やはり色んなデッキを触ってみるのは大切ですね。


全てのフォーマットでノーチェンジでした。

モダンは群雄割拠な状態ですし、レガシーは奇跡関連が言われつつも他のデッキも十分活躍してる為、ノーチェンジは妥当かなーと思っております。(欲を言えば何かしら解禁して欲しかった所ですが…)

スタンは現状バントカラーが物凄い隆盛をしておりますが、異界月で環境が変わるやも…という判断からかもしれません。それにカラデシュまで2カ月しか無いのも要因な気はします。スタンで禁止出すとまずいでしょうしね…

とりあえずレガシーではノーチェンだったので、今作ってるデッキが奇跡に勝てるよう、頑張ってデッキを仕上げたい所存です。
異界月 スポイラー
異界月 スポイラー
異界月 スポイラー
皆様おはようございます、いかがお過ごしでしょうか。

昨日の夜から異界月のスポイラーが始まりましたね。
まさかデュエルマスターズで見たサイキックリンクをmtgでも見る事になるとは思いませんでした。

その合体に関するカードですが、やはり強烈だったのは「悪夢の声、ブリセラ」かなーと。飛行・先制・警戒・絆魂に加え3マナ以下の呪文キャスト禁止と、書いてある事はかなり滅茶苦茶ですね、これ。

そして表面の方ですが、とりあえずギセラが強いという。一目見た感じ一回り軽くなった悪斬みたいな印象を受けました。デッキ次第では単独でも使われそうです。

ブルーナの方は効果を流し読みしたら「これカーリアで強いのでは?_」と思ったのですが、よくよく見たら唱えた時誘発だったという。まあcipだと強すぎますものね…
ただ素の性能は十分で、効果で墓地に行ったギセラも戻せるのは大きいですね。

今日から始まった異界月スポイラー。
他にもどんなカードが出てくるのか…楽しみです。

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